東急グルメフロント 代表取締役社長 坂本 織也-Oriya Sakamoto-

今日、年を追うごとにグローバル経済の統合は進み、世界各国での動きがダイレクトに日本国内にも影響する時代になっています。テロや国際紛争、TPPなど貿易関係、干ばつや異常気象に起因する食糧危機は、決して目を離すことの出来ない重大な問題です。
  また国内に関しても、少子高齢化や核家族化などから、我々の食生活の形態は大きく変わっているところです。昔のような大家族が一同に介して食事を取ることは滅多に見られなくなり、個々人がそれぞれ自分の好きなものだけを食べる「個食」化や「中食」化といった動きは今後ますます加速し、外食産業からコンビニエンスストアとの競合も激化することが予想されます。

 このような中、東急グルメフロントは、現在東急沿線を中心に様々な飲食事業を提案し全店舗あわせて年間1,000万人以上のお客様にご利用を頂いております。ファストフード、ベーカリー、カフェ、そば、うどん、ラーメン、レストランと数多くの業態を展開していますが、共通してその根底に流れるものは当社の基本理念です。それは、お客様に「安全」で「安定」した商品を提供するという飲食事業者として当然の使命を果たしつつ、お客様の期待を超える付加価値の高い商品やサービスを提供して、お客様と「安心」と「信頼」のブランドを共有することで、一人でも多くのお客様の笑顔に巡り会いたいということなのです。この企業理念の実現こそが、今私たちに問われているコンプライアンス精神の原点なのだと思います。
これから、ますます激しい環境の変化にさらされていくことが予想されますが、一方で私たち自身は、私たちを取り巻くすべてに感謝の念を抱きながら、自分を磨き仲間と力を合わせて、魅力あるお店・職場づくりをおこない、それぞれが「働く」ことへの「誇り・プライド」を醸成していきます。その「誇り」を支えとして、自らの力で考え・判断し、責任を持って「理念」の実現に向けて行動することによって、「食」を通じてお客様をはじめとする全てのステークホルダーや、社会〜世界〜地球の未来に貢献していきます。これこそ、東急グルメフロントが社会に存在している意義であり、使命であると考えています。
 2016年には東急プラザ銀座にTWG Teaを出店し、東急グループと連携しながら渋谷、二子玉川などに「食のエンターテイメント」を目指して、新たな自社ブランドの展開や、ビジネスモデルの構築を積極的に推し進めていきます。また、沿線を中心として「食」を通じて地域コミュニティを活性化することで、東急グルメフロントならではの「飲食ビジネス」を展開していく所存です。